子育て中の旦那へのイライラ、あるある!対処の仕方を紹介します
妊娠、出産を経て始まった子育て、慣れないことも多く毎日不安や緊張の連続だと思います。
またお子さんの予測できない行動に翻弄され体力的にも厳しい日々が続いてとても大変ですよね。
子育てが忙しい時期はどうしても子供が最優先になってしまうので、時には旦那の些細な言動にもイライラしてしまうことだってあるはずです。
今回は子育て中のどんな瞬間にイライラしてしまうのか、またその対処法について紹介していきます。
新生児の子育て中に旦那にイライラしてしまう瞬間
新生児とは生後4週間もしくは1か月の子どものことを指し、まさにお子さんも生まれて間もない時期でありママも出産直後からの子育てとなります。
抱っこから寝かしつけに始まり授乳や沐浴など不慣れなことばかりを一度にし始めなければならず、
新生児の夜泣きを含む不規則な睡眠リズムに合わせての生活になるので、産後で弱っているママの身体にさらに負担がかかります。
この時期は赤ちゃんに付きっ切りの生活になるので、家事や自分の身の回りのことなどがどうしても後回しになってしまうのが現状です。
そんな時に旦那だけがいつも通りの生活、例えば仕事から帰ったら晩酌をしてテレビを見て眠ることや、
休日は友人と出かけたり自分の趣味や休養の時間に充てたりするといった行動をしているのを見るとママはイライラしやすいです。
これらの行動に加えて「まだ食事できてないの?」「洗濯ものが溜まっているね」
といったパパとしては今までやってもらって当たり前となっていた家事の違和感に気付いて言った一言もかなりイライラします。
「そんな風に言うなら自分でやってよ!」と怒りたくなってしまいますよね。
このようなパパの些細な言動ひとつでも「こっちは睡眠時間も食事もお風呂の時間もすべて削って24時間体制で育児をしているのに」というストレスになり母子ともに良くありません。
また泣いている子をあやしている時や夜泣き時に寝かしつけに苦戦しているママの姿に対して
「夜中なのにうるさい」「明日も仕事があるから静かにしてくれ」というような一言もイライラ度が高いものです。
例え本心ではそう思っていても、旦那さんにはねぎらいの言葉や心配なそぶりを見せてほしいものですよね。
乳児の子育て中に旦那にイライラしてしまう瞬間
乳児期とは2歳までの小さな子どものことを指します。この時期のお子さんは成長も著しく歩くこと、話すこと、食べることなど基本的な生活がどんどん身に付いてきます。
また自立に向けて自我や感情も生まれてくるので、親の言うことに素直に従わずにぐずったり、わがままを突き通そうとしたりする姿も見られます。
乳児期に比べると夜泣き対応や長時間の抱っこといった身体的な負担は減るものの、危険な場所に飛び出していかないように常に注意を払ったり、
イヤイヤする子どもとどうやって向き合うかに悩んだりと心労は多々あります。
この時期には予測不能な動きや突然のイヤイヤをする子供に対して積極的に関わろうとせず、子どもの面倒をみてくれないパパの姿にイライラすることが圧倒的に多いです。
ママだってほんの少しの間だけでも休息をとったり、自分の時間に充てたりしたいですよね。数時間でも外出ができれば買い物にだって美容院にだって行くことができ、
リフレッシュになるのにそれを分かってもらえないのは悲しいですよね。
特に「(普段だって子どもとさほど一緒にいないのに)ママじゃないと泣いたときダメでしょ」「いや、慣れてないから何かあった時怖いし」
というような子どもと一対一で過ごしたこともないのにそれを言い訳にして子守りを避けようとする態度は本当にイライラしてしまうはずです。
このままではずっとママだけが子育てをすることになってしまいますので、お子さんはパパとママ2人の子どもであるということをしっかりと自覚しもらいましょう。
幼児の子育て中に旦那にイライラしてしまう瞬間
幼児期とは3歳から小学校入学前までの子どものことを指します。
このくらいの年齢になると、子どもも自分のことはほとんど自分で出来るようになり、思考や会話も大人と同等に出来るようになってくるので、
生活面における手厚いサポートは不要になってきます。
子どもが能力的にも精神的にも自立してくるのは嬉しいことですが、まだ完璧ではないので挑戦しても失敗することもありますし、
悪いと分かっていてもいたずら心でふざけ半分でいけないことをしてしまうこともあります。
この時期には旦那が子どもを叱らないで甘やかしている瞬間にママとしてはイライラが募りやすいです。
ダメなことはダメと言ってしつけてほしいのに、子どもが自分(パパ)の方に甘えて来てくれるのが嬉しくて子どもの味方をしがちでママだけが敵みたいな扱いをされる構図は
よくありますが、実際にこれをされた瞬間のイライラはすごいはずです。
子どもが何かしでかしてしまった場面や叱るタイミングでママにも心に余裕があればまた違うのかもしれませんが、
家事に育児にと日々奮闘していれば疲労も溜まり余裕もなくなるのでパパや子どもの悪気のない言動にも優しく対応するのは難しくついイライラしてしまったり、
怒りをぶつけてしまったりすることもあるでしょう。
子どもが自分で善悪を判断し、危険にさらされないためにも夫婦で話し合ってしつけをしていくことが必要です。
子どもに逃げ場を作ってあげることも大切ですが、そこはパパがしっかりメリハリをつけるべきですよね。
子育て中のイライラを何とかしたい!対処法はあるの?
子育て中の旦那へのイライラはいかなる時も付いて回ります。
イライラの主な原因は「旦那が育児に消極的であること」「育児の大変さに理解がなく家事も手伝ってくれないこと」
「しつけやイヤイヤ対応など面倒なことは何かと妻任せであること」があげられます。
また子どものことで常に神経質になっているママにとっては旦那の悪気のない些細な一言も自身の子育て批判や妻としての役割批判に聞こえてしまいイライラしてしまいます。
しかし「ずっとイライラしていたくない」「いつも旦那に強く当たってしまう自分が嫌だ」「ずっと仲良しだったのに最近ケンカしてばかり」
といった悩みも同時にママの中には生じるはずです。そこで子育て中のイライラへの対処法を2つ紹介します。
言いたいことは言う、旦那に手伝ってもらいたいことは明確に指示や説明をする
イライラやストレスをため込むことが一番良くありませんので、時々は夫婦の時間をもって話し合いや相談をしてみることをおすすめします。
じっくり話してみると、案外夫側もどうサポートすれば良いのか悩んでいて互いの気持ちの行き違いがあったということも多いです。
ママが子育ては初めてで手探りで日々奮闘しているのと同様に、ご主人も子育てをしている妻の姿をみるのは初めてなのです。
「何をしたら楽なのかな」「勝手にやって家の中の仕事を増やしたら申し訳ないから何もしないで待ってみよう」と分からないからこそ様子を見ているのかもしれません。
ママ側から明確な指示を出してあげた方がやるべきことが分かって動いてくれる可能性がありますのでやってみてください。
「旦那はきっと助けてくれるだろう」と最初から期待しすぎない
何事もそうですが、期待するから裏切られると悲しくなったりイライラしたりするものです。
最初から「もしやってくれたら嬉しいな」くらいの気持ちでいると、何か一つ小さなことでもサポートしてくれた時に嬉しい気持ちになれますし、
イライラすることもなく笑顔でありがとうと言えるようになります。
「どうして何もしてくれないの?」ではなく「一緒にやってみよう」「出来なかったら教えるから頑張ろう」
とママもご主人をサポートするような形で2人で前向きに楽しく子育てをしていけるのがベストです。
またママも自分自身の能力に期待しすぎず、家事が全てできなかった日は潔く諦めたり、
どうしても育児が手一杯の時には割り切って祖父母やシッターなど身近な大人に頼ったりすることも大切です。
期待のしすぎは禁物!思いやりを大切に協力して子育てをしてみて
子育てはこれからもずっと続いていくものです。
イライラすることを減らして夫婦円満に過ごしていくためにもはじめから高い理想や期待をもつことは止めたほうが良いでしょう。
子育てが始まれば、夫婦共に初めてのことだらけの状態になるので混乱したり衝突したりすることももちろんあります。
そうなってしまった時にはその時の怒りに任せて一方的に怒るのではなく、
一度気持ちを落ち着かせてからきちんと話し合って具体的にどうすれば良いのかを決めていくことが望ましいです。
両親がイライラしている環境は子どもにも良くありません。思いやりを忘れずにお子さんともご主人とも向き合ってみてくださいね。