【年齢別】保育園の着替えは何枚必要?着替えの中身の注意点!

【年齢別】保育園の着替えは何枚必要?着替えの中身の注意点!

保育園に預けると、食べこぼしだったり外遊びや絵の具遊びをして、服を汚して着替えが何枚も必要になってきますよね。

 

着替え袋などに着替えを入れて持ってくる園も多いと思います。

 

そんな時に、着替えは何枚入れればいいのだろうか?年齢に合った着替えの枚数はあるのかな?大きくなったから数枚でいいのかな?

 

など何枚持って行けばいいのか気になりますよね。

 

着替え袋も、中身が多くなれば、荷物として負担になるので、何枚必要かなど分かると安心できると思います。

 

今回は私が保育士をしていた時の体験談と保育園の着替えは何枚必要かをご紹介していきたいと思います。

 

着替えは何枚必要?年齢別でご紹介

 

保育園は0歳〜5歳児まで預かっているので、年齢によって必要な着替えの枚数も変わってきます。

 

今回は年齢別に、必要な着替えの枚数の目安をご紹介していきたいと思います。

 

0歳児

下着…5枚
服・ズボン4枚
スタイ…5枚
ガーゼ…5枚

 

0歳児クラスは、月齢の差が大きく、着替えの回数も変わりますがミルクを飲んでいたり、ずり這いやハイハイをしている月齢だとミルクを吐いたり、こぼしたりするので、着替える回数が多くなっています。

 

また、汗もたくさんかき、こまめに着替えないと、すぐにあせもになってしまう事から下着の枚数も多くなっています。

 

保育園は室温・湿度が決まっていますので赤ちゃんが過ごしやすい様になっていますが抱っこをされていたり、おんぶ紐でおんぶをしたり、

 

バウンサーや揺れるチェアに乗って過ごしたり、寝る事で、汗をかきやすくなっています。多いお子さんで1日に5回着替えるお子さんもいました。

 

なので、下着は5枚程あれば安心です。服やズボンなどは、下着と同じで、ミルクやよだれで汚れる事が多いので着替えをする回数が多くなります。

 

スタイ、ガーゼは、ミルクを飲んでいるお子さんだったりよだれが気になるようだったら必要になります。

 

ミルクの時は、ほとんどの園で、服が汚れないようにミルクをあげるたびに、新しいガーゼを首周りにかけます。

 

また、よだれや、吐いたミルクを拭くときにも使うので多めに持って行くと安心ですね。

 

1歳児

下着…4枚
服・ズボン…5枚
スタイ…3枚

 

1歳児クラスになると、自分で食事をする事が出てきます。保育士も介助はしますが、1人でしたいという気持ちを大事にし1人でできる喜びを味わってほしいので、1人で出来るように見守る事もします。

 

お家の方は着替えを持って帰る事が大変かもしれませんが1人で出来るようになるための練習もしているのでご飯で汚れた服は「頑張って食べたんだな」と頑張りを見てあげてくださいね。

 

ご飯でも汁物や麦茶などの水分は、加減が分からずに勢いよく飲んでしまう事もあり、食事用エプロンをしていても下着などが汚れてしまいます。

 

なので、下着や服、ズボンは5枚ほどあれば大丈夫です。スタイはまだ月齢が低いお子さんはよだれで汚れてしまうので必要があれば持たせると、服も汚れなくていいですよ。

 

2歳児

下着…5枚
服・ズボン…5枚

 

2歳児クラスになると、遊びも活発になります。思い切り遊んで汗もたくさんかきます。

 

また、2歳クラスになると、トイレトレーニングも始まります。オムツは外れなくても、トイレに座る事を練習したり自分でオムツを脱いだり、履いたりします。

 

そんな時に間に合わなくて、お漏らしをしてしまったり下着におしっこがかかったりする事もあるので下着は5枚程あると、トイレトレーニングも安心して出来ますよね。

 

3歳児

下着…4枚
パンツ…4枚
服・ズボン…3枚
パジャマ…1枚

 

3歳クラスになると、段々とオムツも外れるようになり、パンツになるお子さんも多いです。

 

でも、まだ3歳。トイレに間に合わない事がありますのでトレーニングパンツだったり、間に合わなかった時の事も考えて4枚程あると安心です。

 

下着や服・ズボンは遊んでいる、制作の時に汚れる事があるので3枚程持って行くといいですよ。

 

 

4歳児

下着…3枚
パンツ…3枚
服・ズボン…3枚
パジャマ…1枚

 

4歳児クラスになると、トイレも一人で出来るようになり、食事もこぼす事が少なくなり、着替えるのは、汗をかいた時や遊んで服が汚れた時なので3枚程でも大丈夫です。

 

パンツは、おねしょなどの事も考えて3枚程持って行くといいですね。

 

5歳児

下着…3枚
パンツ…2枚
服・ズボン…3枚
パジャマ…1枚

 

5歳児クラスになると、自分の事は自分で出来るようになります。

 

パンツも、おねしょをした時の事を考えて2枚程で大丈夫です。5歳児クラスは、集団で遊ぶ事をたくさんしますので下着や服・ズボンは3枚程持って行くといいですよ。

 

着替えをしてきたら、補充は必要?

 

園によっては、着替え袋に着替えを入れる所もあれば引き出しの中に、着替えを入れる園もあります。

 

引き出しの中に着替えをお家の方が入れれば、枚数確認もしやすいですが着替え袋だと、中が見えない分、枚数の把握が難しく感じる事も。

 

園で着替えをしてきたら、補充をしておくと「着替えが足りなくなったので、園の物をお貸ししました」と言う事も無くなると思います。

 

着替え袋の場合は、補充用の着替えを袋に入れて鞄に入れて、朝の預ける時間や、連絡ノートに「着替えの補充を袋に入れておきましたので、着替え袋に入れてください」と書いていただければ大丈夫です。

 

着替えをたくさん持ってきているお家は、補充をしていると引き出しや着替え袋がパンパンになって入らなくなってしまうので担任に「着替えが少なくなったら教えてください」と連絡しておくと安心
です。

季節でも枚数は変わってきます!

 

先程、年齢別に着替えの枚数をご紹介しましたが季節によって、着替えの枚数も変わってきます。

 

保育園の室温は、子ども達が過ごしやすい様に保たれていますが外に出る事もあるので、夏場などは汗をかいて着替えをする回数が多くなるので、

 

先程かいた目安の着替えの枚数+1〜2枚入れておくといいですよ。

 

0歳〜2歳のお子さんは+2〜3枚多めに入れておくといいですね。未満児クラスだと、着替えが多くなってくるので汗をかいたら、すぐに着替える事が多いので多めに持って行くといいですね。

 

冬場は、寒い時期なので、着替えがあまりいらないイメージですが雪遊びや、冬の外のお散歩などをする園もありますので服が汚れる事もあります。

 

なので、全年齢+1枚〜2枚入れておくといいですね。また、冬は保育園も暖かい部屋で過ごしています。

 

温かい部屋で、身体を思いきり動かして遊ぶ子ども達。暑くなって汗をかく事が多くなります。また、寝具が冬用になっている事で、暑くて寝ている時にも汗をかくお子さんが多く見られます。

 

冬でも汗をかくときが保育園ではあるので着替えは少なくてもいいかな?と思ってると足りなくなってしまう事があるので注意しましょうね。

 

着替えの中身も確認してみて

 

私が保育士時代に、毎年必ず経験して困ったことが冬の着替えが厚手の物しかないと言う事で困りました。

 

先程も書きましたが、保育園は暖房が効いていて暖かい部屋で過ごしています。

 

体を動かして遊んだ後、食事をして、眠くなってポカポカした時寝具が厚手の物などの時は、汗をかくお子さんが多いです。

 

季節に合った服装ももちろん大事ですが保育園の環境を一度確認してみましょう。

 

温かい室内で汗をかいて着替える時に、厚手の服などを着せるとさらに汗をかいてしまい、風邪をひく恐れがあります。

 

特に冬だと、インフルエンザなど感染症の心配もありますので着替えの中に薄手のものが無いか何度も確認する事が毎年ありました。

 

お家の方も、お子さんが寒くないように風邪をひかないようにと、お子さんを思いやっての事なのですが保育園に居る時間は、厚手の服装はあまり必要ありません。

 

1〜2枚程入っているのは大丈夫なのですが、全て厚手の物にしてしまうと着替える時に、園の服をお貸しする事になるので冬でも、春秋用の薄手の下着や服などを、準備していただけると園側も凄く助かります。

 

乳児でも同じです。乳児は汗をかきやすい為、厚手の物だと何度も着替えをしないといけなくなり、着替えが足りない!と言う事もありました。

 

保育園の着替えをお貸しする事は、迷惑でも、困った事でもないのですがお家の方が、洗濯をしてすぐに持ってきてもらう事も申し訳ないので、出来るだけ、

 

自分の持ち物の服で着替える事が出来たら一番かなと思います。

 

お家の方によっては、保育園の着替えは着せたくないと思う方もいらっしゃいます。

 

なので、冬でも、保育園の環境や、クラスの室温はどうなっているのかを確認してから着替えを入れたりするといいですね。

 

全て厚手の物にしないで、薄着も数枚入れておくと安心です。

 

着替えは枚数も困りますが、着替える服も何を入れていいのか季節によっては困る事もあると思います。

 

気温差が激しい、春や秋は厚手の物を1枚入れれば大丈夫です。

 

また、服も注意点があります。

 

よく着替えにパーカーなどが入っている事がありましたがパーカーは控えてほしいかな…と言うのが本音です。

 

理由はフードをお友達が引っ張ってしまう遊んでいる時にフードが引っかかってしまうと言う事が起きる可能性があるからです。

 

引っ張られたり、引っ掛かってしまうと、怪我に繋がってしまいますので出来るだけ、フード付きの物は避けておきましょう。

 

飾りが多いデザインの服も可愛いのですが、注意が必要なのです。飾りが多いデザインの服は、機能性よりもデザイン重視の服が多いので転んだ時に怪我をしたお子さんもいました。

 

また、遊んでいる時に、リボンなどが取れて、落ち込んで泣いてしまうお子さんもいました。

 

保育園では身体を動かして遊ぶ事が多いのでデザイン重視よりも、シンプルな服の方が向いているのです。

 

デザインの服は、ぜひ、お家の方と出掛ける時に着てくださいね。

 

3歳以降になると、着替えも自分で行います。そんな時に自分で脱いだり、着る事が難しい服が、着替えに入っていたらお子さんが困ってしまいます。

 

年齢も上がれば、保育士に手伝ってもらう事が恥ずかしいと感じるお子さんもいました。

 

なので、一度お家で練習をしてみて、お子さんが一人で脱いだり着たりできる服か確認をしてから、着替えに入れてください。

 

子ども達が過ごしやすい様に着替えを選んでみてください

 

枚数も何枚必要か困ってしまうし、着替えの中身も困ってしまう保育園の着替えについて。

 

でも、着替えても、持ち帰ってもらい新しく着替えを持ってきてもらうので、多すぎず少なすぎずが一番です。

 

ぜひ、年齢別の着替えの必要枚数を参考にしてみてください。

 

お子さんが保育園でも気持ちよく過ごせるように、着替えと一緒に園の確認をもう一度しておくと、安心ですね。

 

引き続き、「ほいくはっく」で、保育園の情報を紹介します。