保育園で習い事は必要?ママ達に聞いた人気の習い事5選!

保育園で習い事は必要?ママ達に聞いた人気の習い事5選!

パパママになると、子どもに対して「習い事は何をさせよう?」「いつ頃から習い始めるのがいいかな?」

 

 

などと親目線での経験や願いを込めて習い事をスタートさせる家庭も多いです。

 

 

しかし実際には「保育園くらいの子だと始めるには早い?」「そもそも習い事って必要?」というような悩みも同時に出てくることもあるかと思います。

 

 

そこで今回は習い事の必要性や数、また保育園で人気の習い事を紹介していきたいと思います。

 

保育園くらいの子どもに習い事は必要?

 

子どもが保育園に入ると、友だちの影響やママ友同士のやりとりから子どもの習い事について考える機会が出てきます。

 

 

主なきっかけとしてはママ友たちと習い事の話題になった時、すでにママ友たちが揃って通っている習い事があり誘われた時、

 

 

また子どもが仲良しの友だちの話を聞いて「自分もやりたい!」と言い出した時などがあげられます。

 

 

習い事について積極的に考える家庭であればその流れに乗って習い始めることに抵抗はないかもしれませんが、

 

 

「習い事ってこんなに小さな頃から必要なの?」「お金もかかるし大変そうなイメージ」という考えを持っている家庭もありますよね。

 

 

保育園には0~5歳までの幅広い年齢の子がいます。もちろん発達度合いや体格、得意不得意なことも子ども一人ひとり違いますし、個性もあります。

 

 

ですので「みんなが〇〇を習っているからうちの子もやらせないと」「ママ友の話題についていけないし、流行りだから習わせよう」

 

 

というような周囲に影響されて、大人本位で子どもに習い事をさせるようであれば、それは子どもに習い事をさせる必要性はないと思います。

 

 

逆に「子どもが興味を持っている」「生活の中でこれは得意!ということやものすごく集中して取り組んでいることがある」

 

 

「習わせてあげたらもっと好きになってスキルが伸びそう」と家族が身近でしっかり子どもの姿をみて

 

 

「親がアマチュア感覚で教えたりサポートするのではなく、本格的に取り組ませてあげたい」と強く思った場合には、

 

 

年齢問わずその子に合った形で習い事をさせてあげる必要性はあると思います。

 

 

もしくは親として「この能力面を伸ばしたい」「将来的にこうなってほしい」という確たるねらいや期待があるのであれば、

 

 

子どもに無理のない範囲で成長が見込める習い事を選んで学ぶ場、経験する場として提供してあげることも一つの子育ての形や価値観としてありでしょう。

 

 

保育士として発達的な観点から言わせてもらうと「三つ子の魂百まで」ということわざがありますし、

 

 

アスリートや芸術家の方をみていても共通点があるかと思いますが、幼少期から継続していて取り組んでいたことや鍛えていた能力は大人になってからも自然と身に付き、

 

 

それが特技となったり自分の仕事に活かせたりする可能性も非常に高いです。

 

 

保育園に入ったからといってただ周りに流されて習い事を始めることは子どものためにもあまりオススメしませんし、その必要もありません。

 

 

しかし親として育ってほしい姿が明確であったり、子どもが自発的にやりたいと思っているものがあったりする場合には子どもとよく話をした上で、

 

 

それぞれの子どもに合った内容の習い事を始めることには年齢制限などはありませんので、

 

 

「なるべく早いうちから」と思うのであれば保育園くらいの子どもでもできる習い事はいくらでもありますので、必要に応じて始めてみても良いでしょう。

 

 

いくつくらいやらせているの?

 

保育園くらいの子どもが取り組んでいる習い事の数も、親としては気になりますよね。

 

 

中には「運動面も芸術面も伸ばしたい!」「上の子と同じ教室に通わせたい!」とった価値観をもっている保護者の方もいるでしょうし、

 

 

子どもが男の子なのか女の子なのかによっても考え方は変わってくるでしょう。

 

 

私が勤務していた保育園のママたちの話を聞いていると、ほとんどの家庭が子どもの年齢や体力を考慮して習い事は主に1つ、多くても2つ程度にしていました。

 

 

中には「はじめは色々な習い事をしてみて、子どもと相性が良かったものだけに絞っていく」という習わせ方をしている方もいましたが、

 

 

最後には子どもが楽しんで自発的に取り組めるものだけに限定して習わせていたようなので、やはり多くても2つくらいが無難であるといえます。

 

 

通う頻度としては1つの習い事に対して週1回なので、2つ習い事をしている場合でも週2回という家庭が多い印象でした。

 

 

また1回の習い事にかかる時間も45分から1時間と比較的短めで、保育園終わりに行ってもそこまで時間が遅くならずに帰宅できるものを選んで通っている場合が多かったです。

 

 

ただ私が勤務していた保育園では日中の通常保育の時間の中に幼児(3~5歳児)クラスを対象に週に1日ずつリトミックと体操の講師の先生にお願いして

 

 

午前中の1時間をリトミック教室と体操教室にしていたため、そこである程度芸術面と体力面の発達を専門家がサポートしてくれているという背景から、

 

 

それ以外に習い事をする数や頻度が少なめであるのかもしれません。

保育士が知った保育園で人気の習い事5選

 

実際に保育園で人気だった習い事を5つ紹介していきます。

 

 

・スイミング

 

男女ともに人気です。全身運動なので体力も付きますし、

 

 

ベビースイミングや親子教室もあるので年齢やレベルに合わせたクラスがあるので無理なく続けることができるのが魅力といえます。

 

 

用意するものも水着やゴーグルくらいなので月謝以外にはそこまで費用もかかりません。

 

 

・サッカー

 

いつの時代もサッカーは男の子ママに人気です。

 

 

運動神経はもちろん、試合をする中で自然とチームワークや思考能力も培われます。

 

 

習い事を通してチームメイトにも出会えますし、小中高と進学しても長く続けられるのも魅力のひとつといえるでしょう。

 

 

ユニフォームやバッグ、練習用のボールなどが必要となりますが、一度揃えれば長く使えるものばかりなので月謝以外にこれといってかかる費用はありません。

 

 

どちらかといえば習い事終わりの練習着や靴の洗濯の方が保護者の方にとっては大変になってくるといえるでしょう。

 

 

・ピアノ

 

以前は女の子の習い事として人気のあったピアノですが、最近では男の子でも習う子が増えてきています。

 

 

音感やリズム感はもちろん、指先の器用さや芸術センスが磨かれます。

 

 

定期的に発表会もあるので、「人前で何かを披露する」経験も積むことができます。

 

 

長く続けられる趣味となりますが、楽譜代や練習のためにも自宅にピアノがあることが求められるので、

 

 

これを機にピアノを購入する場合には初期費用が結構かかります。

 

 

・バレエ

 

ダンスの中でもバレエは女の子ママに特に人気の習い事です。

 

 

バレエはバランス能力も付いて体幹も鍛えられますし、身体の柔軟性やしなやかな動きができるようになります。

 

 

また集中力や表現力の高まりも期待することができ、女性らしい習い事ともいえるでしょう。

 

 

ただバレエシューズや衣装、発表会に向けては髪飾りや化粧品など一通り家庭で揃える必要があり、

 

 

月謝もクラスによっては高めであるので費用面では長い目で見ると結構な額がかかると思います。

 

 

・英会話

 

近年の国際交流の盛り上がりや小学校からの英語教育の必修化にともなって、幼少期から習い事として始める家庭が急増しているのがこの英会話です。

 

 

遊び感覚で英語の歌やアルファベットに親しむ小さめな子のクラスも充実しており、

 

 

講師の先生も日本人の方からネイティブの方まで自由に選べて子どもに合わせて進めやすいことが人気のひとつであるといえます。

 

 

言語能力は小さいころから耳で覚えると発音もきれいになりますし、

 

 

継続して続けていれば大人になってからもその能力は劣化することなくスキルの一つとして使用することができるので習得すれば一生ものにできるのが魅力です。

 

 

保育園の頃から習い事をするメリット

 

ここでは保育園くらいの子どもが習い事をするメリットを3つ挙げて紹介します。

 

 

・特定のスキルや能力の習得、成長が期待できる

 

習い事を始めたきっかけは「楽しそう」「興味がある」という程度の場合がほとんどですが、その分やの専門家である講師の方に毎週継続して指導やアドバイスをしてもらうことは、

 

 

長い目で見れば必ず子どもの知識や力になっていきます。

 

 

体力がついたり、音感や芸術センスが磨かれたり、習い事の種類によって発達が期待できる能力は様々です。

 

 

どんな先生がどのように教えているのか、気になる場合には体験会や見学会などに親子で参加してみると良いでしょう。

 

 

・新しい環境で新たな人と出会うことができる

 

習い事をする教室は、家庭や保育園とはまた違った独特の雰囲気がありますよね。

 

 

習い事の場は新しい先生や友達に会う場でもあるので子どもによっては慣れるまでは緊張や人見知りをしてしまったり、行くのを嫌がったりすることもあるかもしれません。

 

 

心配かもしれませんが、少しずつ慣れてきて教室の先生と親しくなれたり、仲良しの習い事友だちができたりすると子どもたちも習い事に

 

 

通うのが楽しくなってくる姿がみられるようになります。ここでたくさんの人と触れ合うことで、挨拶などの礼儀作法やコミュニケーション能力も身につくことが期待できます。

 

 

・習い事との相性が良ければ大人になっても長く続けられる趣味になる

 

 

これは保護者の方でも実際に身をもって経験している方も多いのではないでしょうか。

 

 

子どもの頃から続けている習い事は、その習い事と子ども本人との相性が良く「楽しい」「ずっと続けたい」と思うことができると大人になってからも趣味として続けていたり、

 

 

その習い事が仕事や家事の合間の息抜きになっていたりすることが多いです。

 

 

何か一つでも趣味や特技といえるものを持っていることは自分の自身にもつながりますので、

 

 

ぜひ子どもが自分の強みにできる習い事を見つけて取り組ませてあげてくださいね。

 

 

保育園の頃から習い事をするデメリット

 

ここでは保育園くらいの子どもが習い事をするデメリットを3つ挙げて紹介します。

 

 

・習い事の時間やペースによっては子どもが疲れてしまう

 

子どもは毎日長時間保育園で過ごすことで、夕方には疲れや眠気も見えてくる子もいますし、保育園での日中の活動内容によっては体力も消耗している場合があります。

 

 

そのような体調や機嫌が優れない状態でお迎え後に習い事に連れていっても子どもは習い事を楽しむどころか苦痛に感じるようになってしまいます。

 

 

ひどい場合には体調を崩してしまう可能性もあるでしょう。

 

 

習い事を続けることは大切なことですが、子どもの状況を最優先に考えた上で時にはお休みをするなど無理のないペース配分をすることが望ましいです。

 

 

・費用が掛かるものもある

 

習い事によっては、月謝が高額であったり、イベントや発表会などに参加するために衣装や道具を用意する必要があったりするものもあります。

 

 

ピアノやバイオリンなどの楽器類もそうですし、バレエなども本格的に習う場合にはそれなりに支度に費用がかかります。

 

 

子どもの趣味や習い事にどこまでお金をかけられるかや家計の考え方は家庭によって様々ですので、長く続けることを視野にいれて見通しを持っておくことも必要となります。

 

 

・送り迎えに大人も時間と手間をとられてしまう

 

これは大人目線のデメリットになりますが、小さい子どもが習い事をするということは、保護者としても決められた時間での送り迎えや習い事中の見守り、

 

 

また習い事の場での人間関係の構築が必要になるということです。

 

 

ママやパパも朝から仕事をして疲れているでしょうし、家に帰れば家事や育児などやらなければならないことも山積みです。

 

 

そこにさらに習い事が入ることで生活リズムも変わってくることが予想されます。

 

 

習い事が原因で予定が狂ってイライラしてしまったり、疲れて面倒だと感じてしまわないように注意した方が良いでしょう。

 

 

習い事は必要に応じて1、2つが理想的!子どもの興味や体力に合わせて選んで

 

保育園やママ友の輪の中で人気の習い事というものは必ずあります。

 

 

「友達と一緒に通いたいから」「ママ友たちがみんな同じ教室に通っているから」という理由で始めることもあるかと思います。

 

 

しかしやみくもに習い事をたくさんやらせたり、子ども体力や興味に反した内容の習い事を続けることはお金も時間も無駄になってしまいます。

 

 

保護者としてはたくさんある習い事候補の中から、子どもの興味ややる気に合ったものを多くても2つくらいまでに絞って

 

 

集中して続けられる環境を作ってあげることの方が大切だということを忘れずに、周りに流され過ぎずに子どもに合った習い事を見つけてあげてくださいね。