保育園に預ける時間の平均は?最長でどれくらい?預ける時の注意点
保育園に預けるようになって仕事などを始めると思うようにお迎えに行け無い事ありますよね。
保育園に預けようと考えていても仕事を探したり復帰する場合仕事時間が長く保育園にこんなに長く預けて大丈夫だろうか…と心配になってしまいますよね。
そんな時にふと気になるのが保育園に預けている平均時間ってどのくらいだろう?長い人でどのくらいの時間預けているんだろうと考えますよね。
今回は、私が保育士をしていた時の経験談を合わせて保育園に預ける時間の平均や注意点などをご紹介していきたいと思います。
保育園に預ける平均時間は?
例えば仕事が8時〜17時までだった場合保育園に預けるのも8時〜17時かな?と預ける前に考えている方が多いです。
でも、よくと考えると職場には8時前には着かないといけないですし17時に仕事が終わっても保育園までお迎えに行く時間がかかりますよね。
そうすると、7時半前〜17時半くらいが保育園に預ける時間になります。
(30分以内の距離と考えた場合)
仕事の都合で、17時に終わっても17時半まで準備があるなど人によっては様々です。
職場と、保育園の距離でも預ける時間は変わってきます。私は保育園を3園勤務しましたが保育園へ預けている平均時間はだいたい【9時間半】くらいでした。
通勤時間と合わせての時間ですね。
でも、お迎えが早いお子さんや遅いお子さんもいました。お家の人の勤務形態送り迎えが出来る人の時間によって変わってきます。
預ける時間が最長でどれくらい?
預ける時間が長い人はどのくらいの時間預けているんだろう?と疑問に思いますよね。
私が保育園勤務していた時に一番長かったお子さんで開園時間から閉園時間まで毎日お預かりしていたお子さんがいました。
時間で言うと、12時間です。
長すぎない?と思うかもしれませんがやはりお家の方の事情もありお仕事があるので、12時間お預かりしていました。
残業などが入ると30分程遅くなる時もありましたのでもっと長い時間の時もありました。
でも、12時間、11時間が長いと感じる方もいますが最近多い感じがします。お母さんもパートではなく正社員として働きに出て役職のあるお仕事についていたら仕事時間も長引きますしね。
長いからダメ短いから良いと言う事は保育園ではありません。
お家の方のお仕事や家庭の都合で預かる時間が変わる事は保育士は慣れているので長いから先生から嫌な保護者と思われてるんだろうな…などは考えなくても大丈夫です。
もし、万が一、そんな先生がいたらきちんと勤務形態のシフトなどを園に提出したり園長や、主任の先生に相談する事が一番です。
保育園はお家の方をサポートする事も仕事なのでそのような先生がいたら「すみません」と思わず、しっかり「嫌な思いしています」と伝えましょう。
預ける事は悪い事ではないですしお母さんやお家の方も好きで長時間預けているわけではないのにそんな態度を取られる事はあってはならない事なのでしっかり伝えてもらって大丈夫です。
伝えたからと言ってお子さんへの保育の質が変わる事は無いですので安心してくださいね。
こんな預け方は注意が必要
保育園は、お家の方のサポートをする事も仕事の一つなので預ける時間について悪く思ったりはしませんが注意が必要な場合もあります。
それが、買物をしてからお迎えに行く事です。「それだけで!?」と思うかもしれません。
私も、息子がいるのですが小さい時は目が離せないし「買って」とお菓子を持って来たり必要な物が買えなかったりするので正直、保育園に居る時間仕事終わりに買い物を済ませると凄く楽なんですよね。
お子さんが2人、3人と兄弟がいればなおさら思いますよね。
でもきちんと理由があるんです。お子さんが具合が悪くなった場合緊急連絡先に職場の番号を書かれている方が多いです。
具合が悪くなったらまず第一連絡先へ連絡します。その時に保護者の方の職場へ連絡したら「もう帰りましたよ?」となりますよね。
そうすると、お家の方が職場の方へ謝ったり色々言われてしまう事を避けるためにお迎えの前の買い物を控えるように言う園もあるんです。
預かりたくないと言う気持ちではなく保護者の方が、職場で過ごしやすい様に…と言う配慮だと思っていただければな。と保育士側からの思いです。
また、買物中は、スーパーなどの音楽で携帯の着信音が聞こえない場合もあります。
お子さんの具合は急変する事もあるのですぐに連絡が取れないと保育園側も困ってしまいます。
そんな事が無いようにお迎えの前の買い物は注意が必要です。
そして、これは保育士でもかなり意見が分かれているのですが「仕事が休みの日に預ける」これは本当に保育士でも意見が真っ二つです。
私が勤めていた園ではこの事について、何度も職員会議を開きました。
私は「休みの日でも数時間預けてお家の人が気分転換出来て子どもと笑顔で関われるようならば預かってもいいのではないか」
と言う考えですが「せっかくの休みならば、子どもと一緒に過ごして家族の時間を大事にして欲しい。子どもは保育士よりも家族が大好きだから」と言う考えも理解できるんですよね…。
難しい問題ですが、これはしっかり園に確認してみましょう。休みの日に毎回ではなくてもほんの数時間ならば預かりますと言う園もありますので確認する事が一番です。
「休みの日に預ける」事で多いのが、お家の方もリフレッシュしたいからとレストランへ行ったり映画を見に行く方もいます。
そうするとマナーモードにする方がほとんどなんです。マナーモードになるとお子さんが具合が悪くなった時に連絡が取れなくなってしまうので連絡だけは必ず取れるようにしましょうね。
そして、預かって貰えないからと「仕事です」と嘘をつく事も辞めましょう。
これは、嘘をつかれたと分かった時に保育士や園側との信頼関係にも繋がっていきますのでバレないから…と嘘はつかないでくださいね。
私が保育園に勤務していた時にお仕事が休みの日に預かって下さいと言うお家の方は、大体お昼ごはんを食べてお昼寝前にはお迎えに来ている方が多かったです。
園の方でも、「お昼寝前にお迎えが可能だったらお願いします」と話していた事もあったのでお仕事がお休みの日は3時間くらいの保育園へのお預かりでした。
保育園へ問い合わせてみてお仕事がお休みの日にも保育が可能かを調べる事をオススメします。
きちんと調べてお互いが納得したうえで預けられるのが一番の理想ですよね。
保育時間の長さでの注意点では「お迎え時間が遅くなる事」も注意が必要です。お仕事で中々連絡が出来ない場合もあるかもしれません。
連絡帳に書いたお迎えの時間より遅くなる事もありますよね。保育園側でも、そのような経験はたくさんしているので連絡があった場合は
「分かりました。気を付けてお迎えに来てくださいね」
と対応する事が出来ますが連絡が無い場合のお迎え時間が30分以上過ぎると「あれ?」と思います。
職場の方へ連絡する園も今はあります。1時間以上遅れる場合は職場の方へお願いをして一言でもいいので保育園へ連絡を入れるようにしましょう。
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保育園へ預ける時間の長さで保育は変わらない
よく保護者の方や私の周りのママさんが言っていたのですが「保育時間が長いと、保育の質も変わりそう」と思っている方が結構多くてビックリしました。
話を聞くと、やはり保育時間が長い=お友達が帰ってDVDばかりになりそう保育時間が長い=先生は他の仕事をしてそうと言うイメージが多いんですね。
あと、多かったのは先程も書きましたが保育時間が長い=先生も嫌がっているから保育が手を抜いているかも…?と言うイメージ。
私の勤務していた園の一つに17時になったらDVDを見る時間と言う園がありました。
これは、お迎えピークの時間でお友達同士のトラブルを防ぎ保育士が保護者と関わっている間少ない人数の保育士でも対応できるようにと言う理由でした。
でも、DVDを見ている時間はピークを過ぎる17時半までと言う決まりでした。
やはり、保育園に居てお友達がいるのにDVDにばかり頼るのは良くないと言う理由です。
17時〜17時半の間に毎日お迎えに来る保護者の方は「毎日DVD見てるんだな」と思いますよね。
でも、保育園でも長時間DVDを見る事は無いですので、DVDに頼りっぱなしになる事は無いので安心してくださいね。
保育士が他の仕事をしていそうと言うイメージですが基本的に、子ども達が遊んでいる間は子ども達の様子を見たり一緒に遊ぶ事がほとんどです。
人数が少なくなってきて子どもから「自分で絵本みたい」「パズルしたい」と言って集中している場合は隣で制作物をする事もありますがお子さんが遊び終わったら制作物などもしません。
他の仕事をしていると言うと子どもを見ていないイメージですが必ずお子さんの隣手の届く範囲に居てすぐに中断できる簡単な事しかしないので
保育士がお子さんを放っておく事は無いので安心してください。
また、制作物などはお子さんが興味を持つものを作る事がほとんどです。ふと、子ども達から「先生何作ってるの?」と聞いてきて「作りたい!」と言って一緒に作る事も多いです。
上手に出来たら、お家の人へお土産にしたり壁面装飾として一緒に飾ったりもします。
子どもの隣でする仕事は子どもが興味を持てる仕事で一緒に出来る仕事も多いので楽しく一緒に作る事も多いんですよ。
そして、保育時間が長いから保育士も嫌がって手を抜いているかもと言うイメージですが保育士も、園にいる間は「先生」であって、例え1人しか子どもがいなくても手を抜く事は絶対にあり得ないのです。
少人数でも、命を預かっている事に変わりは無いので、手を抜くと言う事は無いです。
今まで勤務してきた園や姉妹園を見ても保育時間が長いお子さんがいるから保育を変えると言う保育士は見た事がありません。
逆に少人数だからできる遊びと言うのもありますし年少さん以降のお子さんだと喜んでお手伝いなどをしてくれます。
「皆がいる時には中々入れない場所」などに一緒に行って、おもちゃのお片付けなどを一緒にしたり保育園探検などをして園の中をいっぱい見て回り自分のクラス以外の部屋にも入れて喜ぶお子さんも多かったです。
私が遅番の時に3人しかいない時間帯の時に子ども達も慣れているので「先生〜今日は探検ごっこしよう」と言って一緒に探検をして他のクラスに行っておもちゃで遊ぶ事も多くありました。
一緒に職員室へ入った時は「アンパンマンがいるー!」と壁面装飾で作っていた大きいアンパンマンが見つかってしまい職員室でアンパンマンのほっぺたを一緒に作って遊ぶ事もありました。
少人数でしかできない事って保育園ではいっぱいあるんです。
そして、少人数だからこそ保育士を独占できると言うのも子ども達には嬉しい事だったみたいです。
お友達がいっぱいいる時間と少人数の時では保育の仕方はもちろん変わりますが悪い方向には変わりません。
保育園へ預ける時間はしっかり伝えて
保育園へ預ける時間は園に全て任せている状態なのでお家の方も安心して預けたいところですよね。
安心して預けられるように預ける時間が長くなっても大丈夫なのでしっかり時間を伝えるようにしましょう。
引き続き、「ほいくはっく」で、保育園の情報を紹介します。