保育園の見学はいつ?妊娠中は?電話や見学する時間、服装について
仕事復帰などを機に、保育園へ預けようと思い保育園見学を考える事もありますよね。
でも、まだ、妊娠中だったり、何か見学を決める時の注意点などがあるのではないかと、不安になる事も多いと思います。
初めての見学だったら分からないことだらけで、何をしたらいいのか、いつ見学へ行ったら良いのか、困ってしまいますよね。
今回は保育園の見学の際の電話や行く時間、服装などについて、また妊娠中は大丈夫なのかという疑問について私が保育士として働いていた時の体験と一緒にご紹介していきたいと思います。
保育園へ電話をする時間はいつがいい?
よく「午前中にかけるといい」「17時以降にかけるといい」と言う事を見たり聞いたりしますが、保育園でも電話をかけてもらうと、丁寧に対応できる時間があります。
午前中ですが、午前中は、子ども達の保育をしている時間になっており、保育士が対応できる時間ではないのです。
担当者が別にいれば、いいのですが、保育士さんから詳しく話を聞きたいと思っている方が多いので保育士と話をしたい場合は、午前中の電話は避けた方がいいです。
17時以降にかけるといいというのも、辞めた方がいい時間帯です。
保育園でのお迎えのピークが17時〜17時半になってるため保育士もお迎えの保護者への対応と、待っている子ども達への対応で手が離せない時間帯です。
また、シフトによって保育士の人数も少なくなっているので17時以降に電話がかかってきても、詳しく説明が出来ない場合が多くあるので、
現場で働いていた保育士の意見としては17時以降の電話は、避けた方がいい時間帯です。
午前中、17時以降が避けた方がいいならばいつがいいの?都合のいい時間はあるの?と思いますよね。
保育士も保育園に居る間は子ども達への保育が最優先です。でも、電話対応が丁寧に出来る時間もあるんです。
それが【13時〜14時半】の時間帯です。
この時間帯は、子ども達もお昼寝をしていて保育士も休憩をしている時間だったり、連絡ノートを書いている時間だったりするので、この時間が一番電話対応がしやすい時間帯です。
また、13時〜14時半だと保育士もそろっているので、一人が電話対応していても困る事は少ないので、電話をかけるならばぜひ、この時間にかけましょう。
保育園へ行く時間はいつがいい?
保育園見学に行く時間ですが、これは、園が指定する場合もあります。多くが、午前中だと思います。
私も3つの園で勤めましたが保育見学は、午前中にお願いをしていました。
午前中にお願いをする理由が、まずは、園の様子を分かってもらう保育をしているのが午前中だからです。
午前中だと、設定保育やお散歩へ行ったり、園庭で遊ぶ事が多いので、
より園の様子や保育士や子どもの様子が分かるので、一番見学していて預けた時のイメージがわきやすいからです。
お家の方によっては、午後から保育見学をお願いされる方もいます。
園によっては午後からでも対応してくれる園もありますがお昼寝の時間だと、保育園の中をあまり案内できなかったりおやつの時間だと、
子ども達が遊んでいる様子を見る事が出来ないのでイメージがしにくいかもしれません。
また、夕方になると、お迎えの時間に入ってしまうのでバタバタしていたり、案内の途中で「ちょっとお待ちください。」など言われて、待つことも出てくる場合があります。
夕方は保護者の方へ園の様子を伝えたり、保護者と保育士が話をする事もある時間帯ですので、バタバタしてしまう時間帯です。
保育園見学をするのは、やはり、午前中が一番ゆっくり見る事が出来る時間帯になっています。
そして、保育園側も、ゆっくり園の事を案内できる時間になっています。
保育園見学に行く際は、出来るだけ午前中の予定を開けておき、午前中に見学に行けるようにしましょう。
午前中の中でも10時〜11時が一番案内しやすい時間になっているのでその時間帯に見学可能かどうか確認をしましょう。
妊娠中の保育見学は可能?
妊娠中でも保育見学は可能です。私が働いていた時も妊婦さんの保育見学の方は多かったです。
仕事復帰を考えているので早くから保育園探しをする方が多くなったので、妊婦さんの見学でも問題はありません。
見学に行く際は、妊娠中であることを園に伝えておくと園の方も、他の保育士に連絡が行くので、安心して見学する事が出来ますよ。
保育園の見学をする時に、クラスの中を見学する事があります。
その時に、担任が妊婦さんと分かっていれば子ども達に話をして、走らないようにしようねや、お腹に赤ちゃんがいるから大きな声はださないようにしようね。
など子ども達にも伝えておく事が出来ます。安心して見学が出来るようにしっかりと伝えておきましょうね。
また、つわりなどが酷い場合も、園に伝えておく事がいいです。
あまり歩かないように配慮する事も出来ますので遠慮せずに体調面での不安な事などを伝えておきましょう。
ただし、妊娠中の見学では、控えた方がいい時期もあります。それが、感染症が多い時期です。
保育園でも、感染症が流行っていると妊婦さんの見学はお断りする園もあります。
感染症と言うとインフルエンザが流行る冬場のイメージですが、夏場も感染症が流行る時期です。
妊娠中は免疫力が低下しているので、電話で園で感染症が流行っていないかきちんと問い合わせをすると安心して見学する事が出来ますよ。
保育園見学の時の服装は?
保育園の見学当日の身だしなみやマナーも初めてであればよく分からないですよね。
ママの中には「子どもが来年からお世話になるかもしれないからとにかく礼儀正しく失礼のないようにしなきゃ…」
「親としての第一印象も大事だから正装で行った方がいいのかな」と悩んでしまう方もいると思います。
ここでは保育園見学時のベストな服装について3点挙げて紹介します。
・清潔感のある私服
見学当日は決してスーツやワンピースのようなかしこまった格好でなくても大丈夫です。
もちろん見学の前後の時間に仕事があったりする場合にはスーツで来るパパもいますが、見学にだけ来る場合には普段通りの私服で何の問題もありません。
保育の場ですので、色や装飾が派手すぎるものや丈が短くしゃがんだり前かがみになると肌が露出してしまうようなものは避けた方が望ましいですが、
そうでなければTシャツでもデニムでも特に変な印象はもたれません。
ただ園内には階段やスロープなどがあり、説明時に床に座っていただいたり、
しゃがむ姿勢をお願いしたりすることもありますので、ボトムスはスカートよりはズボンの方が気兼ねなく動けて良いでしょう。
・スニーカーもしくはローヒールの靴
園内は基本的に土足厳禁ですので、玄関で靴を脱いでもらうことになります。
ですのでサンダルだと素足になってしまいますから、「マナーとしてどうかな?」と思う場合は靴下かストッキングを着用してくることが望ましいです。
また見学中に園庭や屋外設備を紹介することもあり、その際には履いてきた靴で外に出てもらう可能性もありますので、高いヒールや汚れると困る方は避けた方がベストです。
・子どもはその日の気候に合った着脱しやすい服で
お子さんが一緒の場合には、園内は空調が効いている場合もありますので、調節しやすく長時間その場にいても快適な服が望ましいです。
見学中に必要に応じてオムツ交換などもすることを考えて服を選んでみましょう。
さらに見学当日の持ち物に関しても保育士が教える!保育園の見学での持ち物やあると便利なアイテム
に詳しく書いてありますので併せて読んでもらえるとスムーズに見学準備ができるかと思います。
また、服装と一緒に気を付けてほしいのが、香水を付けてくる事です。
子ども達の中には、匂いに敏感な子もいますし、気分が悪くなる子も出てきます。見学する時は香水は控えましょう。
見学する前の注意点は?
保育園見学をする前に、注意する事もあります。
子どもを連れて行く場合は、おかしを持って行かないように家で食べてから出掛けられるようにしましょう。保育園はたくさんの子ども達がいます。
お菓子の中にアレルギーの原因になるものが入っている場合もありますので、園でお菓子を食べないように準備しておきましょうね。
自転車やベビーカーで行く時は、園に事前に確認しておきましょう。
ベビーカーは無理ですと言う園は中々無いですが、自転車は停める場所が無い場合もありますので、事前に電話で確認しておくと当日も安心です。
スリッパなどは基本的に園で用意する事が多いですが念のために折り畳みのスリッパを持って行くと安心です。
妊娠中に見学に行く際は、具合が悪くなってもすぐに病院へ行けるように、母子手帳や健康保険証、診察券を持って行く事をおススメします。
具合が悪くなったら、保育園側で連絡を取る事も出来ますし、園の方で休むスペースを準備する事も出来ますので、病院へ行ける準備はしておきましょうね。
また、妊娠中は、体調の変化もありますので、具合が悪い場合は無理をせず、園に理由を話して別日にお願いすると大丈夫ですよ。
妊娠中でも見学可能。時間なども気を付けて園に問い合わせを
妊娠中でも見学する方も多いので、心配ならば、園に事前に問い合わせてみましょう。
見学の時間を短くして、話し合いの時間を少し多くしたりする事が可能です。
見学も臨機応変に対応してくれる園があるのでしっかり伝えておきましょうね。
電話をする時間も、園の都合があるので、出来るだけお昼寝の時間内に電話をしておくとしっかり話が出来ますよ。
安心して見学が出来るように、園としっかり連絡を取りましょうね。
・保育園の見学で必ずみてほしいポイントとしておきたい12個の質問
こちらの記事では保育園の見学のポイントや聞いておくと良い質問をまとめました。
是非、参考にしてみて下さい。
引き続き、「ほいくはっく」で、保育園の情報を紹介します。