保育園の1日の流れやスケジュールは?早く慣れてもらう方法
保育園に行くようになって、子どもから話を聞いたり先生から話を聞いて、園の様子が分かっても一日の流れやスケジュールは中々わかりませんよね。
入園前に、一日の流れなどの説明があったり見学があったけど、自分の子どもはどんな風に過ごしているのかな?
他の保育園はどのように過ごしているのかな?と気になってしまいますよね。
私も息子が保育園に行っている時は一日の流れが気になっていました。私自身が保育士として、
保育園で働いていたのである程度の流れはわかっていましたがやっぱり、一人の母親と言う立場になると、他の園の流れが気になったり息子の保育園の様子が気になりました。
今回は保育園の一日のスケジュールや流れについてを私の保育士として働いていた時の体験談と一緒にご紹介していきたいと思います。
保育園に決まった流れはある?
全ての保育園で「この流れ!」と言うように、決まった流れは無いですが各園で決まっている流れはあります。
園によって一日の流れは違うので、他の園では11時にご飯だけど、うちの園は11時半にご飯だなと言う事はよくあります。
また、あまりないですが、園によって流れが決められるので今まで11時半にご飯だったのが11時に変更になった13時お昼寝だったのが13時半になったなど、変更される事もあります。
開園時間の変更があった園もありました。保護者からの希望が多く8時開園が7時開園に変更されました。
保育園の流れは中々変わる事が無いですが保護者の方の働き方の変化や、子ども達の様子に合わせて一日の流れを変更する園もあります。
変更する場合は4月など年度初めに変更される事が多いです。
保育園の一日の流れ、スケジュールは?
保育園の一日のスケジュールを私が働いていた3つの保育園をもとにご紹介していきたいと思います。
私が働いていた事のある園での流れなので参考程度に見てもらえればと思います。
0歳〜1歳クラスの一日のスケジュール
7時…開園・順次登園
7時〜…自由遊び
8時〜…午前寝
(月齢によって寝る時間は異なります。10分で起こす子もいれば、30分ほどねる子もいます)
9時45分…片付け・オムツ交換
9時50分…おやつ
10時…朝の会
10時10分…設定保育
(お散歩に行ったり、おもちゃで遊びます。この時間の遊び内容はクラスの子どもに合わせて担任保育士が考えています)
10時50分…片付け・オムツ交換
11時…昼食
11時45分…ごちそうさま
11時50分…オムツ交換・自由遊び
12時…オムツ交換
12時30分…おやすみ前の絵本・おやすみのご挨拶
12時45分…お昼寝
15時…起床・オムツ交換
15時25分…おやつ
16時…自由遊び
16時45分…オムツ交換
17時…順次降園
2歳〜3歳児クラスの一日の流れ、スケジュール
7時…開園・順次登園・自由遊び
9時40分…片付け・トイレ
9時50分…おやつ
10時…朝の会
10時10分…設定保育
10時50分…片付け・トイレ
11時…昼食
11時半…ごちそうさま
11時45分〜お昼寝準備
(手洗い、トイレや歯磨きをします)
12時15分…着替え
(園によっては、お昼寝前にパジャマに着替える園もあります。私が勤務していた1園はありました。)
12時30分…おやすみまえの絵本・おやすみのご挨拶
12時50分…お昼寝
15時…起床・トイレ・着替え
15時20分…おやつ
16時…自由遊び
16時50分…トイレ・帰る準備
17時…順次降園
※4歳児クラスからは、お昼寝の時間が1時、5歳児クラスでは1時半とお昼寝の時間を短くしていきました。
保育園は、幼稚園と違って、登園時間、降園時間がバラバラなので園によっては、帰る準備はお迎えが来た時にする園もあります。
保育園の流れに早くなれるためには?
保育園の流れや、スケジュールに早く慣れてほしいと言うお家の方は多いです。
でも、慣れるまでは時間がかかるもの。そんな時でも、少しでも早く慣れるには【早寝早起き】が大事になってきます。
早寝早起きが大事と言うのはよく聞くけど出来ないんだよな…難しいな…と思う方もいます。
私が担任をしていた時も、「先生、早寝早起きは無理です」と言われたことが何度かありました。
保育園は、ほとんどのお家の方がお仕事をしているのでどうしても、同じ時間や、就寝時間が20時などは、難しい事ですよね。
理想としては、夜の20時〜21時に寝て、朝は6時〜6時半に起きたいなと思う方がほとんどでした。
でも、仕事から帰ってきて、夕飯の準備をしてお風呂に入って、片付けて遊んで、話を聞いて寝る準備をして…なんてしていたらあっという間に22時に!と言うのはどこのお家にもあります。
でも、お家の方が「仕方ないか。これが家の生活リズムだし」と思ってしまえば保育園の流れに慣れるまで時間もかかりますし、一週間で出来た流れが土日で崩れる場合が多いです。
お家でもちょっぴり工夫してみましょう。
私が働いていた時ですが、息子は20時就寝、6時起床でした。小学三年生になった今も同じリズムです。私が工夫したところは本当に簡単です。
休みの日に、一週間分の献立を決めて、まとめ買いをします。月曜日の夜に、次の日の分の夕飯の下ごしらえをして、冷蔵庫、冷凍庫へ。
焼いたり、煮たりするだけにしました。
お風呂も、お話タイムと決めて「早く!」と急かす事はしないで、ゆっくりお話を聞きながらササッと身体を洗ってあげていました。
年少さんあたりからは自分で出来るように、一緒に身体を洗ったり、頭の洗い方も少しずつ教えて楽しくできるようにしました。
楽しくできるようにする事で自分から「お風呂に入ろう」と言ってくるようになったのでお風呂への誘導時間が減りました。
買物も終わっていて、夕飯も、最後の仕上げだけなので18時半にはいただきますが出来ていました。
19時に食べ終わるように大きな時計を買っていたので「長い針が12、短い針が7に来るまで食べようね」と声をかけていました。
家でのご飯の時くらいゆっくりしたい。と言う思いもありますが、お家でダラダラ食べる癖がついてしまうと保育園でもダラダラと食事をするようになっていくんです。
保育園は集団生活。小学生になったら、給食時間はもっと短くなったり急かされたりするので、保育園のうちから、時間内に食べると言う癖も付き食事の時間も短縮に繋がりました。
19時にはごちそうさまをしていたので、19時から約1時間は遊ぶ時間にしていました。
保育園での出来事を話したりお絵かきをしたりと言う時間です。でも、洗い物があるのでこの時も「長い針が3の所に来るまで待っててね」
と伝える事で洗い物の時に「お話聞いて!」と言う事も無く、家事がスムーズに出来ました。
洗い物が終わったら、子どもと一緒に遊びました。「長い針が10の所に来たら寝る準備」と言う事も伝えていたのでお片付けをして、着替えて、歯磨きと言う流はバッチリでした。
そして20時には布団へ入り、部屋を暗くして、トントンしたり歌を歌ったりして15分ほどの寝かしつけで眠りました。
簡単そうで意外とできないですが、【子どもが大人に合わせる】ではなく【大人が子どもに合わせる】と言う事を意識する事で、
普段の生活の中で短縮できるポイントや、いらない作業が見えてくると思います。
保育園だけでなく、先々の小学校生活の事も考えると家の中でも、時間で動く事を習慣化すれば、園でも学校でも子どもがストレスなく行動できるようになるんです。
また、寝つきが悪くても暗い部屋で布団に入っているだけで充分です。
寝つきが悪いからと言って、部屋を明るくしたり、遊ばせることは辞めましょう。
「今は布団に入って寝る時間」と言う事が分かって、慣れてくると段々寝つきが良くなっていきます。
それでも、寝つきが悪い時は保育園へ相談をして、お昼寝の時間を短くしてもらいましょう。
年齢別のお昼寝の時間や相談にについては
こちらの記事で紹介してます↓
・保育園でのお昼寝、年齢別の時間は?夜寝ない時の対処法
お昼寝の時間を短くする事で、夜眠くなる時間が早くなりますよ。
保育園の流れに慣れたり、付いていけるようになるには、お家での生活リズムが本当に大事です。
保育園に任せて、出来るようになってもお休みの日に崩れてしまえば、同じです。
それでは子どもが、慣れたではなく【保育園の流れに慣れかけていたのに戻ってしまった】の繰り返しなので子どもには凄く負担の掛かっている事なんです。
繰り返し伝えるようにする、家でのリズムを整える事は、お家の方も疲れるしイライラする事もあります。
でも、失敗しながら、一緒に生活リズムを作っていくと後々楽になるので、根気よく伝えていきましょう。
保育園のスケジュール〜預かり保育の時間の流れは?〜
保育園のスケジュールで検索すると、一日の流れは調べられたり出来ますが預かり保育の時間の事って中々無いんですよね。
最近はお母さんも正社員で働き、残業をする事が珍しくなく、預かり保育のお子さんも多くなりました。
預かり保育の時間は、どのように過ごしているの?と疑問に思うお母さんも多いので、私が働いていた時の、預かり保育(延長保育)の流れをご紹介していきたいと思います。
参考程度に見て頂ければと思います。
※19時閉園の保育園で、19時にお迎えの場合で
ご紹介しますね。
17時…テレビを見る
17時半…自由遊び
17時50分…トイレ・オムツ交換
※この時間で人数も少なくなってきます
18時…一部屋に集まる
(園によっては延長保育部屋があります)
18時5分…自由遊び
18時50分…トイレ・オムツ交換・帰る準備
19時…降園
乳児の場合は、その子に合わせて、ミルクの時間が入ります。預かり保育の時間は、多くが自由遊びの時間になっています。
担任もずっと入れるわけではないので、遅番の先生に見てもらう事になるので各クラスではなく、一部屋に集まって過ごします。
0歳〜年長さんまでがいる時間なので危険のない様に、赤ちゃんはベビーラックなどに乗せている事が多いです。
ですが、いつも延長保育をしている子たちは、赤ちゃんがいる事を分かっているので走り回る事も少ないです。
この自由時間に、保育士がついて、赤ちゃんと関わる子が多かったです。
また、17時半以降は人数も少なくなってきているので2歳児さん〜は保育士一人と子ども達で、保育園探検など、日中出来ない遊びをする事もあるんです。
保育士が考えて、遊びを設定する時間は無いですが預かり保育の時間でも、子ども達が退屈しないように、遊びを考えています。
テレビやDVDを見ているのも、気になるお家の方が多いかもしれませんが17時〜17時半は、お迎えラッシュです。
多くのお家の方が、担任とお話を望みます。そうすると、待っている子ども達を見ている保育士の数は減ってしまいますよね。
保育士の数が減ると、トラブルを未然に防ぐことが困難になる為にお迎えラッシュが落ち着くまでの間に、テレビやDVDを見て先生を待っています。
テレビやDVDを見ない園もありますので、気になる方は園に問い合わせをするといいですよ。
関連記事↓
・保育園に預ける時間の平均は?最長でどれくらい?預ける時の注意点
保育園のスケジュールは各園によって異なる
保育園のおおまかなスケジュールの紹介でしたが、園によっては「全く違う!」と言う事もあります。
子どもや保育士の人数によってもスケジュールが変わってきます。子ども達が気持ちよく過ごせるように、定期的に保育園のスケジュールの確認をしてみると、
安心して、保育園の流れで過ごせるようになりますよ。
引き続き、「ほいくはっく」で、保育園の情報を紹介します。